東京邦楽合奏団では2002年から導入された、義務教育で和楽器を体験しなければならなくなった教育指導要領の変更に伴う教育現場に、少しでもお手伝いが出来ればとの思いで学校公演を積極的に進めております。
私の邦楽に於ける主なスタンスは、いかにすれば邦楽が市民生活にとけ込んでいけるかに重点を置いた活動を押し進めております。そんな観点から東京邦楽合奏団の創造活動は目線を一般の方々に、又子供達に重きを置いた形で進めております。
日本の伝統文化である和楽器の魅力を子供達に充分体験してもらい、邦楽を見直してもらうような状況を作らなければとの思いで学校公演を考えております。
楽器体験コーナーでは初めて尺八を手にし、その場で直ぐに音が出るよう指導しています。直ぐに音が出た子供達の気持ちは、アンケートなどから大変に喜んでいる心情がよく伝わってきます。音や楽器に直接触れる事によって、邦楽に対する興味も湧いてくるし、邦楽が音楽として充分に楽しめるモノだと実感してもらうことが今後の邦楽教育の重要なポイントではないでしょうか。
子供達にぜひ本当の日本の音を聴かせてあげてください。